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自社でも原料管理の一環として放射線量を把握しようとしている。
おそらく低いのだが、対価をいただくためには“おそらく”ではダメなのだ。また、計測に知識と資本が必要となるために現実的に対応できなかったとしても、取り組むべき問題であるには違いない。 焼き物に使う原料は、当社においては採掘後数年間野晒しにする。 水に溶けやすいアルカリ分や金属分を風雨で排除し、大きな圧力で固まった粘土の結合を凍結と風化作用により崩すことが目的である。 昨年3月以降。大気に舞った放射能は、風に乗り雨となり野晒しの原料に降り注いでいる。 当然のことながら焼き物は、その物自体を体内に取り込む訳ではない。しかし、釉薬に使う鉱物同様、熱で放射能が無くなる訳ではないだろうから、1300度で焼いたところで線量は同じであろう。 今のところ下記の三点の線量を把握したい。 ①当社で保管している原料の線量 ②一次、二次加工を経て、精製された粘土製品を購入された方が制作時に受ける線量 ③当社の原料が焼結し、釉薬などのガラス状被膜で覆われた焼き物となって市場に出てからの線量 知人の紹介で知った機器の購入を検討するために、メーカーにも聞いてみた。 タウ技研 たんぽぽ http://www.taugiken.jp/tau/tanpopo.htm 先の①~③に関する質問の回答の一部を転記する。 A. セシウム化合物の一部は気化し飛散するでしょうが、多くは焼成された粘土内に残留すると考えられます。セシウム自身の放射性は変化しませんから放射能は焼成されたものに存在し続けることになります。 A. 放射性物質は焼成物内部に閉じ込められるでしょうが、放射線はセラミックなどは透過しますのでその焼成物からは放射線が出続けることになると思います。セシウム137であれば放射能は30年経過すると半分になります。 月日が経てば、雨に流され川に入り、海へ流れて土地の線量は落ちていく。 しかしながらフクシマはいまだに継続的に放射能垂れ流しである。 電気が足りないから。と再稼働となった大飯原発。終息もせぬうち、対策も打てないままの判断は愚かなことこの上ない。 もう一発来たら。 地震?どこからかミサイルを撃ち込まれる?飛行機の墜落? 稼働していなくても燃料棒が入ったままの原発は全国に何台?そして貯蔵後は何か所あるのだろう。 もう一発来たら。 有ってはならないリスクは限りなく大きい。 見えない放射能への恐怖もあるが、一部の企業が受け取る利益とそれに群がる者。そして経済最優先の国策に沈んでいく自分の非力さが悔しい。 いつまで放射能対策を講じなければならないのか? PR |
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