忍者ブログ
  • 2024.10
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 2024.12
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2024/11/25 04:06 】 |
猪風来さん
岡山県の内陸部。備前へ向かって川沿いを南下していると「新見市法曽陶芸美術館(だったか?)」なる辺鄙な場所で看板が目に入った。
ムラ興しか?と横目で見ながら走り過ぎたが、数百m走ったところでUターン。
川の支流、山間部の里道をくねくね登って行く。
ところどころに先ほどの公的な看板とも、内容も異なる手作りの看板がちらほら路肩に刺さっている。廃校になったであろう小学校に着いた。
「猪風来美術館」チョフウライ?
眠りこける子どもと嫁をトラックに残して一人入って行く。
 
「いらっしゃいませ。」見た目と環境に似合わず愛想のいい対応だった。
猪風来(いふうらい)さんに初めて会った日。
質問していると、関心があるなら勉強しに来てもいいとの事で、数か月後、片道5時間かけてまた出向いた。
2日間に亘るド派手な野焼き。この時は大物焼成のため、集中したいから知らない人は入れたくないといいながら、スタッフとして招き入れてくれた。
 
あれから2年ほど経つ。
こちらが業者だから気を使っておられるのか?遠いからなのか。それともフィーリングが合わなかったか?以後、お呼びは掛かっていない。
しかし、個人的には何度でも行きたい。もっと作品をまじまじと見たい。
緻密な造形は細部まで丁寧な作りで、何より焼成の不可思議を目の当たりにした。イベントで行われる生焼けの野焼ではないことは一目瞭然。よく焼かれている。
この迫力は何なんだろう?
この意匠はどこから生まれてくるのだろう?
何の利害関係もなく偶然立ち寄った先で得た感動を、記事を読んていて思い出した。
 
相いも変わらず各地で活躍されているのだろうなあ。
身近な所にも一言でいえば「変わっている」、普遍的でないアーティストがいる。
その中の一人ではあるが、猪風来さんからはまた異なるモノを感じる気がする。それが何なのか知りたいが、それこそ、そのような境遇に身を置かねば判らないことなのかもしれない。
 
猪風来美術館
 
 

PR
【2012/06/01 07:26 】 | その他 | 有り難いご意見(0)
<<母へ。 | ホーム | 事故は不運。 で、済ませて良いのか?>>
有り難いご意見
貴重なご意見の投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>