× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
沖縄の基地問題。
奈良で開かれる勉強会には時々参加し、事務所にも「NO BASE」のシールを貼っているけれど、実際現場には立ち会ったことが無い。観光地“沖縄”の表向きしか知らない。
12月23日11時から宜野湾市海浜公園野外劇場にて、「オスプレイ撤去!米兵による凶悪事件糾弾!怒りの御万人(うまんちゅ)大行動」が企画されている。沖縄で平和運動をしている7団体が中心になって1万人規模のデモのようだ。
下記の決議文は先日の集会で決議された文章。
読み上げる司会者は文章後半になって声を詰まらせた。歴史と現地を知る人ほど感極まる内容なのだろう。
「我々はこの重みに真摯に向き合っているだろうか。」
PR |
今年、伊賀を賑わせた“ガレキ受け入れ”は、今月行われた伊賀市長選で一段落?
元市職員の赤澤氏を破って当選したのは、元民放アナウンサー岡本栄氏。 11月21日のNHK-ONLINEでは下記のように報道されていた。 「三重県が準備を進めている東日本大震災で発生したがれきの受け入れについて、伊賀市の岡本市長は住民説明会の意向を踏まえ、がけきを受け入れる意思がないことを表明しました。 三重県は、環境基準を定めた独自のガイドラインを作成するなどして震災で出たがれきを受け入れる準備を進めていて、実際に焼却を行う市や町に理解を求めています。これについて伊賀市の岡本栄市長は就任後初めての記者会見で、反対意見が相次いだ今年7月の住民説明会を踏まえ「市民の意向を大切にしなければならない」と述べ、受け入れる意思がないことを表明しました。」 “ガレキ受け入れ推進派”と言われていた赤澤氏までもが選挙期間中に”民意によっては受け入れ拒否”などと身を翻したことからも、有権者(=一般市民)の受け入れ反対の意向は明らか。 それでもまだ、三重県知事と名張市長は「受け入れに向けて努力をしたい」と言っている。 今月末から3日間、伊賀市にあるマックスバリューで「東北応援交流フェア!岩手と三重うまいもん市」というイベントが開かれる。12月1日正午過ぎには知事直々にパフォーマンスもあるようだ。 「東北」と言いながら、ガレキ搬出先に決まっていた岩手をわざわざ上げている点や、民主党岡田氏の兄が社長を務めるイオン系店舗で開かれる点には、懐疑の拭いようがない。 1000km以上離れた地域から無駄な税金を掛けてガレキを受け入れるなど「愚か」と誰もが思い、役所から「岩手県久慈市は原発から300km以上離れているから放射能は安全」と言われても、事故後上げられた線量基準には収まっていても、距離からすれば少なくとも三重より岩手の方が被曝量が高いことは言うまでも無い。 放射能を全国均一にするのではなく、重金属など有害物質の取り除けないガレキを燃焼して飛散させるのでもなく、本当に被災地の為に、将来の為に役立つ仕事と税金の活用をしてほしいものだ。 私も含め、一般住民は本当に東北の被災地の人々の為になるお手伝いがしたい。その一環の“ガレキ受け入れ反対”。 「助け合い」などと偽善者振る政府や巨大資本を中心とした経済団体には、「住民を、国民をバカにするのもいい加減にしてほしい。」と叫びたい。 つーか、自民党危険やなあ。あべちゃん歯切れ良すぎ。 まだまだ活動は続く。 |
編纂1300年として、巷では記紀がらみのイベント盛りだくさん。
個人的に記紀は、特に古事記は胡散臭いので関心が薄い。余計なことだが。 数日前から、私が古文書の勉強に行っている京都府立郷土資料館でも、“古事記・日本書紀とやましろ”という展示が始まった。 成分の銅が辰砂釉のように一部赤く変色した三角縁神獣鏡や、太刀、甲冑など古墳内の発掘品を中心に、記紀の複写本などもあり、点数は50点ほどだが歴史に関心の無い人にも聞いたことのあるような物が多く、古代史マニアも見ごたえのある展示じゃないのかな? そんな中で、やきもの屋の一員としても、面白いと思う一品がこれだ。 図録では“盾持ち人形埴輪”となっている。 円柱に板を張り付け、その上に人面が彫塑されている。写真では見づらいが、高かったであろう鼻はもげている。 「ん~。百済人だな」 と、根拠もなく見ているが、何とも愛嬌のある顔だ。 是非とも現物を見てみられたし。 http://www.kyoto-be.ne.jp/yamasiro-m/ 京都府木津川市と奈良市の境。 国道24号線が木津川に当たるところから国道163号を東へ1~2km走った左手の山の上。 |
スマホユーザーたるものevernoteは必需品。
便利なクラウドも、あちこち連携掛け過ぎると基本がおかしくなる。 outlookと連携してからどうも調子が悪いので再インストールした。 もちろん連携は削除。 毎度おなじみの同意(責任逃れ)取り。 原発事故≒航空機事故≒兵器事故≒生命維持装置事故? どんな基準やねん!しかも日本語として意味判らんし。 と、吠えた今日のひと時。 日本語版ブログなどと銘打ったマニュアル http://blog.evernote.com/jp/ まで作ってんやったら、契約内容にももっと力入れたらええのになあ。 と、大いに活用していたクラウドシステムに興ざめした、そんなひと時。 さよなら。エバーノート。 |
中世より交通の要所として有名な伊賀では、組紐や伊賀焼のみならず番傘も地場産業だったらしい。
年始のゴルフコンペで知り合った伊賀にある傘商社の社長に聞いた。
辞書によると“番傘”とは“粗末な傘”を指し、安さゆえに江戸中期以降広まったのだとか。以前読んだ華房良輔氏の「伊賀の手仕事」では、とても生活が成り立たない伊賀の傘職人の話が載っていた。
結構安いんでない?
棒先に掛かる重量感と相まって、開くとき、閉じるときの傘布の動きは毎回ドキドキする。
意外と撥水効果が強いんだね。
バラバラバラバラ・・・ なんて雨が傘に落ちる音は、まったく自然な音質で心地よい。
傘を注文して1ヶ月も掛かってやっと「届いた」と連絡が有った。
なんでやねん。と思って聞いたら、伊賀ではもう生産していないんだと。
買った傘は岐阜から取寄せていると聞いて、がっかり。
先の本に出ていた傘をつくっていた老職人はどうしたのか?文章から推察するに、欧米化の現状を憂い、死ぬまで作り続けたと信じておきたい。
伊賀の番傘は手に入らなかったが、青い蛇の目の傘は結構気に入っている。
|
抜群の止水効果で、知名度も上がってきた止水材“フリップコート”。
http://www.artclay.biz/item/flipcoat.html 自社のウェブサイトでも説明をしていますが、依然として問い合わせが多いので、止水の理屈や、どのようにして使えば良いかを説明します。 【フリップコートの成分は?】 フリップコートはシラン系と呼ばれるケイ素化合物で、乾燥過程でシリコーン物質となります。シリコーンは美容整形でも体内にも埋め込まれる人体に無害な物質です。 陶芸ではシリコーンは有害と勘違いされていますが、これは工業用シリコーンが溶剤に石油系を使っている為です。フリップコートは99%以上が水で水道水検査も適合しており、万が一体内に入っても健康を阻害することはありません。 【止水の方法は?】 陶器には目に見えない気孔が有り、この気孔が水分を通したり、汚れたりする原因になります。拠ってフリップコートの濃度と施工時間と言うのは、施す器体の吸水率(気孔率)に合わせる必要が有ります。 ただ、現実的にはそのような数値を出す必要もなく、碗状なら内部にフリップコートを一杯まで入れ、外面にフリップコートが滲んできたら施工完了と見るのが良いでしょう。
器体を叩いて鈍い音がするものは気孔率が大きく、高い音がすると気孔率が小さく水漏れなどもしにくいものです。
当然硬い焼き物は吸水率も小さいので外面まで滲みません。30秒や1分程度吸い込ませればよいいでしょう。
【なぜ水で薄めるのか?】 フリップコートの特徴の一つ。水で薄めるというのは、粘度を下げて気孔に浸透しやすくするためで、気孔率の大きいものは原液、気孔率の小さいものは水で二倍に薄めます。 反対に、気孔率の高い物に水で薄めたフリップコートを施工しても、液が貫通するばかりで気孔を埋められず止水出来ないということになります。 【フリップコートの効くものと効かない物】 よく受ける問い合わせですが、フリップコートは強い粘性で表面に被膜を作る訳ではないので、目に見える亀裂や穴には効果が有りません。この手の水漏れにはコーキングなどの接着剤が安価で効果的です。もしくは粘性の強い工業用シリコーンが良いでしょう。
【耐熱温度と止水の持続性】
フリップコートは乾燥過程で空気中の成分と結合してシリコーン物質となり、素地の気孔を埋め、止水効果を発揮します。このシリコーン物質が気孔を埋める止水効果は、一般的なシリコーン止水材の試験では600℃程度まで維持できる結果が出ています。フリップコートも同様の耐熱性が有ると判断していますが、フリップコート単体の性能ではなく被体の状態に左右されます。
【一度使った後は?】 使い終わったフリップコートはそのまま容器に戻して保管し、何度でも繰り返し使えます。場合によっては、フリップコートの成分が空気中の成分と結合して微量の白い粉(シリコーン物質=人体無害)が沈着しますが、上澄みだけを使っても水止め効果に大きな影響はありません。 【止水処理後は?】
施工後は表面に付いた液を洗い流して下さい。液痕が残りにくいので水洗いせずに放置しても構いません。先に記したように、フリップコートは表面被膜をつくらないので、施工後の器体が水をはじく事も無くごく自然に水止め効果を得られます。
【乾燥の重要性】
単純なことですが非常に重要なのが乾燥です。
前述の通り理由は述べました。しっかり止水するには、器体を良く乾燥させてフリップコートを良く浸み込ませることです。そして施工後は良く乾燥すること。 ショッピングはこちら http://nishiurasyouji.cart.fc2.com/?ca=3 |
昨年に引き続き、ことしも熱い夏だった。
特に抗議やデモ、原発絡みの勉強会は多かった。
ブログの更新もしていなければ、中古機器の情報配信もほったらかしになってしまったこの1、2カ月。
事故後、一般人は拒絶していた?いや、あれだけ無関心だったのに、官邸前や関電前抗議に参加する人々の立場を推察するに、「何か変わってきたな」と思う。
ほんの数日前、身近なお姉さんが粘土を買いに来て、「中央開発どうよ!?」と聞いてきたことには不意を突かれた。
中央開発は伊賀市に在り、ガレキの焼却灰を受け入れてくれと三重県知事から直接訪問を受けた民間企業だ。この件は意外と地元伊賀市の人間でも知らない人が多い。万が一受け入れとなれば、農家はもちろん、当社のような陶器の原料メーカーにも大いに影響する。
「ここは近畿だから」などとは言ってられなくなる。
向こうは社名、実名を挙げて運動している私の方針を知っているのだろうが、普段はインテリで冷静沈着な彼女に「そんなん関心あるんすか?」と思わず聞き返した。
放射能は飛散して移動はしても無くなることは無い。もし焼き物の素地に含まれていれば、いくらリスクのある食物を避けても食べる容器から常に放射線を受ける事になる。
見えず、感じず。とは、本当に厄介だ。
この意外な人の一言から、自分たちやきもの業界もなんらかの勉強会を開くべきか?と真剣に悩んでいる。
反対か、容認か?そう言うことではない。
今後、否が応でも私たちの生産活動に付きまとって来る放射能を、自分の先の顧客に対して責任を持つために勉強しなければならない。
たとえばセシウムは610℃気化するのだとか。しかし炉内から煙突に行けば冷却されて炉内に蓄積したり、窯周辺に飛散する事になる。以前除染方法で放射性の何かの物質は粘土と結合すると書いていた。実際、陶器として焼成する場合、放射性物質はどのような動きをするのだろうか?
勉強会を開くには、試験設備も含め研究者を引っ張り込まなければならない。
明日から思い当たるところすべてに当たって行く。
|
ご入用の方は必要サイズと枚数をご連絡ください。
350φ厚み20mm~850φ厚み40mm(2分割) 価格は3000~5000円と聞いていますが、希望額も添えていただければ折衝してきます。 パレットサイズは900×900mmなので棚板は400φ程度 |
近々に価格等調査してDM配信予定です。配信時は経費分が上乗せ予定です。
ご検討の方はお申し出ください。 ①柳北信陶園 RT-13B http://www.ryuhokushin.co.jp/SHOP/A-103.html 価格 80,000円 ②柳北信陶園 RT-25B http://www.ryuhokushin.co.jp/SHOP/A-104.html 価格 60,000円
③コロナ MGK-82 http://www.coronajapan.net/mgk.htm
価格 50,000円④カミネ 価格 40,000円 【受注状況】8/13 9:11 それぞれ手数料10%必要です。 H24.10全量売り切れました。 |
香川へ行った空き時間に、屋島に向かった。
目的の古代山城の石垣は見れず。 麓にある四国村へ立ち寄る。 http://www.shikokumura.or.jp/ 四国の民族的文化財が、屋島の南向き斜面に点々と移築されている。 醤油の醸造工場 サトウキビを絞る。横棒の先で、牛が円形の建物を延々と廻る。 ここには映っていないが、小さなバラ園もあり、山の木々や草花にも名札が付けられている。 広大なんだが、よく手入れされている。歩くだけでも気持ちいい。 ここは開園して35年になるようだ。 ありがちな民俗資料館だが、廃れた感じは無い。 入口にあるこの文章を読んで、入園前から僕は感動に打ちのめされていた。 専門家でも無い者には、何がある。と言うわけでもない。 黒く鈍く外光を反射する民家の匂いにむせ、観光客向けでない生々しい説明文を崇める僕には、何か新しい世界が見えた気がした。 立ち上げ、運営しているのはKATOLECという運送会社。 http://www.katolec.com/index.html 良く見かけるトラックだ。 サイトには、利益の社会還元として設立されたのが四国村と記されている。 今の自分にとって、久々感動したひと時。 |