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【2024/11/25 00:57 】 |
デモとは?抗議行動とは?
7月16日午後
三重県伊賀市の青山ホールにて、ガレキ受け入れのガイドライン説明会が行われた。
参加者300名強。2/3は地元以外の名張市、伊賀市住民。
安全と言われるガレキ説明会に、なぜか放射能の安全性を説明する名古屋大学の研究員。環境省の出先機関から来たアラフォーのねーちゃん。県の担当者、伊賀市長、名張市長。・・・まだ誰かいたな。
手順も説明も住民をバカにしたような内容に、処分場建設の契約をした当時の自治会長も苦言を呈す。
「ややこしいものは持ってくるな!」
結局はこれに尽きる。
被災地支援?これは全く異なる問題。利権に踊らされているだけ。
http://www.iga-younet.co.jp/news1/2012/07/post-363.html


この日、1000万人署名に関連する10万人集会も東京で開かれていた。
参加者は17万人。昨年9月の抗議行動の6万人でも大概だったので現地はどうなっていたのか?
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012071790070013.html


20日夜の官邸前抗議デモは7000人。
毎週金曜日に行われ、毎回動員数を増やし前週は20万人との事だったが、10万人集会を区切り?
今回は元首相、鳩ポッポが参加したのだとか。
「皆さんの声を政治に反映させなければならない。今は、総理大臣官邸と国民の声があまりにかけ離れている」
お前が言うな!
今ごろ出てきて票集めか?
と言っても、今さらポッポなんてどうでもいいが。
 
 
ところで、私の呑み連れにも「デモなんて。」という輩がいる。同じく団塊世代の子供だ。
日本でデモといえば安保闘争が一番に挙げられるだろうが、中世以降の一揆や近世の打ちこわしなどもデモの内。
“デモ”なんて言うから異質に感じられるが、庶民の唯一の意見行動であった。それが今は無い。
愛国心の欠如、政治への無関心、延長線上にニート的虚無感もあると思うが、今、自分たちが行動して何かが変わるということが実感としてない。
何であれ、結果としてデモの大義は負けるのだろう。
しかしながら、効果を算定できなくとも、結果に何らかの影響を与える事が出来る。それがデモなのだと思う。
小さな一人。たとえ意見が社会的に偏っていても、求めるものはアピールしなければならない。
横目で見ながら過ぎる人、聞いていても、聞いていなくても、ここで何かやっている。それが重要なんだと思う。
 

先の官邸前デモに関するコメントを見つけた。
この人の意見に共感する。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20120719/234639/?bv_ru&rt=nocnt




 

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【2012/07/21 08:25 】 | その他 | 有り難いご意見(0)
反YahooJapan
ヤフーは嫌いだ。
ヤフオクも嫌いだ。
 
ホームページなるものを立ち上げた十数年前。検索サイトとしてはヤフオクしか選択肢が無かったような頃。検索に掛からない事に苦情を立てると、検索に掛かりだした。
うるさい者、資本のある者が優遇される。
「こんな業者はだめだ」 そう思った。
数年後。真っ白の背景に"google"とのみ配された画面を見た時は、何と感動し、尊崇したことか。
だんだんうざくなってきたgoogle。それでもまだ、ヤフーサービスを使うくらいなら。とグーグル信奉を続けている。

 
最近自分も関わる事が多いミニ会議で、プロジェクターが必要になった。
先輩に借りられるが、先方は仕事で所有している物。借りてばかりも悪いと中古を探す。
入札上限4999円の【一般人】から出たくないので、2日掛かりで探した機種は3000円。さっそく4999円の入札を入れる。
プロジェクター本体の出品数だけでも2000点近くあり、競合も無く落札できたことに何の疑問も無かった。
 
届いた。
ケーブルを買ってPCを繋いで電源を入れる。
通電はするがライトが付かない。
 
 
落札後、「今週木曜には使いたいから早く送ってほしい」とメッセージを送った。
使えない事にがっかりして落札した商品ページを見直す。商品詳細の最下部に“ジャンク扱い”と書いてあった。
勝手な言い分だが、メッセージを送った折、なぜに一言言ってくれなかったのか。
普通の人間なら落札後にキャンセルなど出来ない。あの時点で判っていれば次の手を打てたのに・・・。
相手の対応も、自分の甘さにも地の底にめり込むほど堕ち込んだ。
会議に間に合わない。
 
こんなことを過去には何度も繰り返し、止めたはずのヤフオクなのに。
デルやEPSONなら新品でも3万程度。新品も検討していた。
「所詮、中古は中古です。」
普段、そう顧客に説明しながら、“安さ”に溺れてしまった自分が情けない。
結局は自分が悪い。

 

【2012/07/20 16:24 】 | その他 | 有り難いご意見(0)
伊賀の震災ガレキ受け入れ
ガレキ受け入れ先は、伊賀南部クリーンセンター=伊賀南部環境衛生組合(管理者・亀井利克名張市長)。

7月1日、近隣地域の首長を対象とした住民説明会が行われた。
http://nanaironos.exblog.jp/18299662/

7月16日は近隣地域の住民を対象とした説明会。
参加者を近隣に限ったことで苦情が多く、どうやら誰でも参加できるようになったらしい。私も組合へ電話してみたが、そっけなく断られた。しかし、参加者のチェック方法の追求に返答は無かったので、結局は誰でも入れるのだろう。

この処分センターは津市と名張市に挟まれた伊賀市南部にある。燃焼で飛散する放射能を危険視する方もあるし、受け入れたことで農産物が売れにくくなることを危惧している方もある。
よく「ガレキくらい受け入れてやれよ。」というコメントを見かける。しかしながら、東北の公共事業をかっさらい、無駄な経費を掛けてこんなところまで持ってくるのはやはり目的が違うと思わざるを得ない。

7月16日ガレキ受け入れガイドラインについての住民説明会
http://www.iga-younet.co.jp/news1/2012/07/16-1.html
反原発でも、原発容認でもどちらでもいい。市町村が何を考えているのか聞きに行こう。
是非とも参加されたし。





【2012/07/13 17:49 】 | その他 | 有り難いご意見(0)
天理の夜間中学での昔話
23日午後から、天理市の夜間中学にて「聞かせて!ハルモニの昔の話 ~植民地にされた朝鮮~」という市民講座が開かれた。
在日1世として天理市近隣に住まい、夜間中学に通うおばあさんたち5名の体験を聞く会である。
夜間中学では、祖国や日本で義務教育を受けていない人を受け入れている。外国人に限ってはいない。
司会者と朝鮮侵略に主観を置いた啓発映像をベースに話が進む。
 
明治初期の愚かな征韓論に始まり、韓国併合、武断政治・・・。
前に座るおばあさんたちの年齢は80~90歳代。祖父に聞いた“三・一(サムイル)独立運動”、子どもの頃経験した“産米増殖計画”“皇国臣民の誓詞”“創氏改名”。国土拡大、植民地として、日本のルーツとも言える長い歴史も、本人たちの生活も蹂躙された歴史。
しかし本人たちは女性であり、朝鮮でも日本でも教育を受けていない。何もわからず、疑問を抱きながらも服従するしかなかった。「今から思えば腹が立つ」という意見は、同情したい反面、自らの事ではなく他人事のようにも聞こえる。

会場は30名ほどか。聞き手は闇に葬られたような本音を探りたいので執拗に質問するが、おばあさんたちにとっては高々2時間ほどで語れることではないし、深く思い出したくもないことかもしれない。話しながら過去の感情に包まれ涙ぐむ姿も見られた。
終盤には九州の炭鉱に仕事を求めた話となり、トロッコに石炭と共に死体も積んでいたというような具体的な話になると、同じ前に座る2名のおばあさんは拒絶を始めた。
この人たちが当時の日本人から見下されていたアジア人であったこともあるだろうが、日本人であってもこの時代の人は苦労をし過ぎている。
深く深く刻まれた皺と、人を射るような視線が辛い。
 
その時代の個々の立場は異なると思うが、その時々の時代の影響は大きい。時代が人をつくるのだと思う。
自分たちより二代も三代も上の人で、生の話を聞いたところで実感を持てる訳でもない。
しかし、だ。“過ぎ去りし過去の事故”と立ち入らない訳にもいかない。
いま日本に住む在日1世の多くは、強制連行ではなく植民地時代に自主的に来日した人が自分の知る限りでは多い。
辛いことばかりではなかった。親身に助けてくれた日本人もいただろうし、今このような場に居られる事もしあわせである証拠でもあるだろう。
“一億総懺悔”の教育を受けた自分でも、先入観を横に置いて、目の前に居るおばあさんたちの人生を真摯に感じたいと思った会だった。
 
たまたま今寝る前に読んでいる本が司馬遼太郎の“街道を行く”の2巻目。朝鮮南部の旅行記だ。
60年代の朝鮮を訪問し、たまたま遭遇した老人たちの宴に入る。
「イルボン(=日本)から来たのか?」と歓迎される。悪夢の日本統治36年を現役で受けた人々である。
何故、日本人など歓迎できるのか?
筆者も不思議だと記している。
 
 
 

【2012/07/01 11:11 】 | その他 | 有り難いご意見(0)
焼き物の放射能は?
自社でも原料管理の一環として放射線量を把握しようとしている。
おそらく低いのだが、対価をいただくためには“おそらく”ではダメなのだ。また、計測に知識と資本が必要となるために現実的に対応できなかったとしても、取り組むべき問題であるには違いない。

焼き物に使う原料は、当社においては採掘後数年間野晒しにする。
水に溶けやすいアルカリ分や金属分を風雨で排除し、大きな圧力で固まった粘土の結合を凍結と風化作用により崩すことが目的である。
昨年3月以降。大気に舞った放射能は、風に乗り雨となり野晒しの原料に降り注いでいる。

当然のことながら焼き物は、その物自体を体内に取り込む訳ではない。しかし、釉薬に使う鉱物同様、熱で放射能が無くなる訳ではないだろうから、1300度で焼いたところで線量は同じであろう。

今のところ下記の三点の線量を把握したい。
①当社で保管している原料の線量
②一次、二次加工を経て、精製された粘土製品を購入された方が制作時に受ける線量
③当社の原料が焼結し、釉薬などのガラス状被膜で覆われた焼き物となって市場に出てからの線量


知人の紹介で知った機器の購入を検討するために、メーカーにも聞いてみた。
タウ技研 たんぽぽ
http://www.taugiken.jp/tau/tanpopo.htm

先の①~③に関する質問の回答の一部を転記する。
A.
セシウム化合物の一部は気化し飛散するでしょうが、多くは焼成された粘土内に残留すると考えられます。セシウム自身の放射性は変化しませんから放射能は焼成されたものに存在し続けることになります。
A.
放射性物質は焼成物内部に閉じ込められるでしょうが、放射線はセラミックなどは透過しますのでその焼成物からは放射線が出続けることになると思います。セシウム137であれば放射能は30年経過すると半分になります。



月日が経てば、雨に流され川に入り、海へ流れて土地の線量は落ちていく。
しかしながらフクシマはいまだに継続的に放射能垂れ流しである。
電気が足りないから。と再稼働となった大飯原発。終息もせぬうち、対策も打てないままの判断は愚かなことこの上ない。
もう一発来たら。
地震?どこからかミサイルを撃ち込まれる?飛行機の墜落?
稼働していなくても燃料棒が入ったままの原発は全国に何台?そして貯蔵後は何か所あるのだろう。
もう一発来たら。
有ってはならないリスクは限りなく大きい。
見えない放射能への恐怖もあるが、一部の企業が受け取る利益とそれに群がる者。そして経済最優先の国策に沈んでいく自分の非力さが悔しい。

いつまで放射能対策を講じなければならないのか? 
 

 

【2012/06/23 08:57 】 | その他 | 有り難いご意見(0)
母へ。
このブログを読んでいただく方なら御存知の方も多いが、私の妻はタイ人であって義理の父はタイ人。義母はラオス人。
妻はわがまま言い放題の末っ子で、寿命の短いタイではすでに父母は長寿の域。
昨年から聞いてはいたが、先月になって父が「日本へ行きたい」と強硬に意思表示をしてきた。

年に1度ほど。妻が帰省するとン十万掛かる。
半月から1年ほど子どもを連れて帰省する。航空券は知れているが、日本人と結婚したタイ人の見栄が花開くのか、日雇い労働者いやほぼ無職の兄貴に集られるのか・・・
いやそんなことはどうでもいい。長期滞在はなんせお金が掛かる。
訳のわからない妻の日本語を聞いていると、交通費は父母が出すから日本から招へいする書類を作ってくれとの事らしい。
結局は後日交通費も徴収されるのだが、そこまで言うなら。と重い腰を上げた。せっかくなので、ダメ元でタイ国籍よりさらに難しいラオス国籍の母の招へいも試みた。

2か月後、意外とすんなり通ったようだ。
 
5月19日に関空へ迎えに行く。
見てみたかった、わが娘の住まう日本へ来れたにもかかわらず、母は寝てばかりいた。
働き者の母もさすがに疲れたのか。と思っていたが2週間経っても一向に良くならない。
またもや訳のわからん妻の説明を聞くと「胆石がどうのこうの」。さっそく病院に連れていきCTを取ってもらった。
 
白黒のフィルムに写る肺らしき物にはゴマ塩のような点々がいっぱい。
「悪性の腫瘍だ。転移元は判らないが肝臓もひどい。日本で遊んでいる場合じゃないからさっさと国へ帰って治療を受けろ」と言われた。
タイは皆保険が無い。だから余程でない限り病院へは行かない。
寝たきりになって、病名も知らず、苦しんだ挙句にあの世へ行っていたかも知れんな。
 
私の実の母は、弟を生んだ後植物人間となった。
今は流動食を口から食べているが、話も出来ないし、左手が少し動くくらい。
父は脳内出血で障害が残り、十数年に亡くなった。
私の幼少時を見てくれた祖母は骨のガンで、顔の骨格が無くなり見るも無残な状態でも自ら息をしていた。
意外と長生きした祖父は、数年前に寝たきりのまま静かに息を引き取った。
20代の頃は無我夢中で、自分に死があるなんてことは思えなかった。30代に入り、“死”ということを身近に感じるようになり、ごく普遍的なものなのだと思うようになった。
年老い、近い死期を感じ、心穏やかに佇む母に何も言葉はいらない。同じ空間に身内が居ることで満足してくれているのだろうと思いたい。
 
タイの母は数か月後に亡くなるのだろう。
数か月遅れていたら自分で歩けなかったかもしれない。この時期に、日本へ連れてこれてよかった。
妻に知り合って半年後。姉の家へ遊びに来ていた母に会った。無表情だったが好感を持ってくれたらしい。
いつも義母は、遠くにいる私を心配してくれた。実の息子のように。
ごくごく小さなことだが、父母が喜んでくれた親孝行ができたであろう事がとてもありがたい。

追記
9月29日早朝、義母は亡くなりました。お気遣いいただいた皆様に、心よりお礼申し上げます。

 
 

【2012/06/16 10:46 】 | その他 | 有り難いご意見(0)
猪風来さん
岡山県の内陸部。備前へ向かって川沿いを南下していると「新見市法曽陶芸美術館(だったか?)」なる辺鄙な場所で看板が目に入った。
ムラ興しか?と横目で見ながら走り過ぎたが、数百m走ったところでUターン。
川の支流、山間部の里道をくねくね登って行く。
ところどころに先ほどの公的な看板とも、内容も異なる手作りの看板がちらほら路肩に刺さっている。廃校になったであろう小学校に着いた。
「猪風来美術館」チョフウライ?
眠りこける子どもと嫁をトラックに残して一人入って行く。
 
「いらっしゃいませ。」見た目と環境に似合わず愛想のいい対応だった。
猪風来(いふうらい)さんに初めて会った日。
質問していると、関心があるなら勉強しに来てもいいとの事で、数か月後、片道5時間かけてまた出向いた。
2日間に亘るド派手な野焼き。この時は大物焼成のため、集中したいから知らない人は入れたくないといいながら、スタッフとして招き入れてくれた。
 
あれから2年ほど経つ。
こちらが業者だから気を使っておられるのか?遠いからなのか。それともフィーリングが合わなかったか?以後、お呼びは掛かっていない。
しかし、個人的には何度でも行きたい。もっと作品をまじまじと見たい。
緻密な造形は細部まで丁寧な作りで、何より焼成の不可思議を目の当たりにした。イベントで行われる生焼けの野焼ではないことは一目瞭然。よく焼かれている。
この迫力は何なんだろう?
この意匠はどこから生まれてくるのだろう?
何の利害関係もなく偶然立ち寄った先で得た感動を、記事を読んていて思い出した。
 
相いも変わらず各地で活躍されているのだろうなあ。
身近な所にも一言でいえば「変わっている」、普遍的でないアーティストがいる。
その中の一人ではあるが、猪風来さんからはまた異なるモノを感じる気がする。それが何なのか知りたいが、それこそ、そのような境遇に身を置かねば判らないことなのかもしれない。
 
猪風来美術館
 
 

【2012/06/01 07:26 】 | その他 | 有り難いご意見(0)
事故は不運。 で、済ませて良いのか?
1999年9月30日茨城県東海村の核燃料加工工場で、ウランの入った一つの容器が突然核分裂の連鎖反応を始めた。埃のようなたった1mgで2名の死者を出した。被曝をした彼らは、天文学的な鎮痛剤(麻薬)と毎日10リットルを超える輸血と輸液を受け、苦しい闘病生活を送った末に死に至る。

昨年の原発事故を見てもまだ人間は原子力を操ることはできない。そして、核廃棄物は処理技術もないまま子供の世代へ先送りされる。
中間貯蔵施設は原発から出た放射性廃棄物を一時保存する施設で、再処理工場でプルトニウムに変える。プルトニウムは高速増殖炉(悪名高き“もんじゅ”など)で再度燃料として使えるはずだったのだが、実用化は目処が立っていない。
原発1台で核廃棄物を年間30t生み、その中には広島原爆1,000発分の死の灰が含まれている。
元々日本の原発は非核非戦憲法の下、公然と核を保有する為に中曽根元首相が進めたと言われる。幸い海の無い奈良には原発がつくられなかったが、有事の際には武力で強硬に他国を抑えつける米国の同盟国として、核を保管する施設が格好の標的ともされるだろう。

4月18日、荒井知事は記者会見で核廃棄物中間貯蔵施設を県内でも検討すると発表した。 

人間の(特に子供の)生命を守るため、郷土の環境を守るため、原発から出る使用済み核燃料の県内持ち込みに断固反対しよう。原発そのものを廃炉へ、ともに頑張りましょう。
荒井知事による、中間貯蔵施設と瓦礫受入れ前向き発言に対してのご意見は環境政策課までお願いします。
●環境政策課 0742-27-8502
 

2004年に京都大学助教の小出裕章氏が下記のように語っている。
・中間貯蔵施設こそ都会に作るべき
もともと、発電所は電気を使う消費地に作るべきものである。そうすれば、膨大な送電施設が必要なくなるし、送電ロスも減らすことができる。しかし、原子力発電所だけはついに都会には建てられなかった。その本当の理由は大事故が怖いためであるが、国や電力会社は強固な地盤や冷却水がないためと説明してきた。しかし、「中間貯蔵施設」には強固な地盤も冷却水も必要ない。そのため、原子力を推進する人は中間貯蔵施設の立地に関して、「金属性キャスクにおいてはどんな土地でも良い、つまり極端なことを言えば都会のビルの地下に保存することも可能だ」と言う。本当に彼らが「可能だ」と思っているのであれば、自分たちが生んだごみは当然都会が引き受けるべきだと私は思う。  (中略)
それでも、国の無策な国土計画によって疲弊させられてきた地方の自治体の中には、中間貯蔵施設を誘致して、カネをもらいたいという自治体が出てきた。しかし、昔から「悪銭身につかず」という。自分で働いたのではなく、人から受け取るだけのカネは結局は胡散霧消するだけである。その上、長い目で見れば地域はいっそう疲弊する。「中間貯蔵施設」を作るという動きは、すでに生み出してしまった広島原爆 100 万発分にも相当する放射能を、日本国内に1カ所あるいは2カ所、多くても数カ所に押し付けようとする動きのことである。そのごみは 100 万年にわたって管理が必要なごみである。




【2012/05/15 19:24 】 | その他 | 有り難いご意見(0)
26年目のチェルノブイリ最新報告
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1358

Fotgazet通信・26年目のチェルノブイリ最新報告

子供の内部被曝30-40Bq/kg
86年後の廃炉
内部被曝した野鳥



【2012/05/11 16:21 】 | その他 | 有り難いご意見(0)
放射能検査
これだけわーわーと原発反対と言ってるからには、自社でも製品の被曝値を出さなければならない。
そうは思って機器を調べ始めたが、結果的に社内検査では不可という判断となった。

野晒しにされている原料は空間線量計では計れない。
放射能の性質を把握していなければ正確な数値は出せない。

で、どうするのか?
地元の詳しい方に相談した。

※今年3月の返答
現在畑に入れるものすべて(腐葉土とか萱とか落ち葉とか)測っているのですが1ベクレルも出てきていません。 
雨ざらしになっているものも出てきません。
~中略~ 
そして私たちは、土は多かれ少なかれ薬品処理をしていなければ土壌微生物がいるので放射能を何らかの形で分解していると考えます。
(チェルノブイリでは放射能を食べるバクテリアが発見されました。)
おおよそのベクレルの数値を見て今後の計測方法を考えることが必要かと思います。
 
10万円ほどのガイガーであっちこっち測ってみたけど
日照条件に左右されたりで信頼のおける数値は出ませんでした。
調べてみたら http://www.pref.nara.jp/secure/62223/koukabutsu-2kekka.pdf
奈良県で一番出てきても乾土で昨年の夏に4ベクレル
なのでこれを線量で測ると0.072マイクロシーベルト(間違っていたらすみません。)
県の数値が信頼できるかどうかはわかりませんが、そうすれば現在だったら0.001~0.05くらい測れるのでないと難しいと思いました。
雨で蓄積されてきたとしても、やはり自然放射能に左右されるくらいの線量だったらなかなか計測が難しいように思います。
以上

そしてこの方のお勧め計測機は【ベルトールド社 NaI(TI)ガンマ線スペクトロメーターLB2045(検出限界1Bq/kg)】 300万円程度

これを買うのも、うちのような零細企業には無理だ。


こんな文章を作っているところへ電話が掛かってきた。
同年代の女性のようだが、「制作中の原料から受ける被曝が気になる」と知り合いに相談したら、「西浦商事なら計測しているかも?」と紹介されたらしい。
残念ながら、歯に物の詰まったような回答しかできなかった。
深刻な口調の彼女にも、推薦してくれた方にも申し訳ないばかりだった。
どうする?
これから。



【2012/05/11 15:20 】 | その他 | 有り難いご意見(0)
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